19世紀・フランス画常設

 
日本庭園の中の美術館という環境との調和に意をはらい、平家建数奇屋風に建築した美術館である。
展示内容は、洋の東西の違いこそあれ自然を愛し自然に没入し、パリ郊外のフォンテーヌブローの森の中の小村バルビゾンに集り自然主義絵画を興したバルビゾン派のミレー、ルソーなどバルビゾン七星の絵画及びコロー、クールベなど巨匠の絵画を展示している。

 

古代オリエントロマンあふれる

 

白い小石を積み重ね低くおさえて建てられた陶器館はオリエント地域の雰囲気をもりこみ松原との 調和を保ちながら建築されたものである。館内には今のイラン・イラクを中心として出土した 紀元前2500年頃から13世紀までの彩文土器や陶器・ガラス器などを展示している。